日々の診療の中で、診断書などの文書の作成を依頼されることがあります。

 

医師が作成する診断書には様々な種類がありますが、代表的なものとしては休職する際に必要な診断書でしょうか。

うつ病や適応障害などの疾病のために、職務の遂行が難しくなっているときなどに作成します。

休職とは逆に、復職が可能であるという診断書を作成することもあります。

 

それ以外にも経済的保護を受けるための診断書もあります。

例えば、自立支援医療制度ですが、この制度を利用することで、診察料や薬代が3割負担から1割負担になります。

その申請の際には、診断書が必要となります。

 

また休職中の生活費を確保するために傷病手当金を受給することがありますが、この際も診断書(正確には「意見書」)が必要となります。

治療が長引く際には、障害年金を利用することで経済的負担も軽減されます。 

 

これらの診断書は、当日発行できるものもありますが、1週間程お時間をいただくものもあります。

また、その種類によって料金も異なってきます。

 

よくお電話で「今日診断書は書いてもらえますか?」と尋ねられることがありますが、それは診察してみないと何とも言えません。

 

もし診断書希望であれば、ご予約のときにお申し出ください。

 

診察の結果、必要であれば作成いたします。