季節性うつ病
毎年秋から冬になると、決まって気分が落ち込むという方はおられませんか。
もしかしたら季節性うつ病かもしれません。
季節性うつ病は日照時間と関係があると言われています。
特に日照時間が短くなる秋や冬に起こりやすい病気です。
いわゆる5月病はストレスから生じることが多いのですが、この季節性うつ病の場合は明らかなきっかけがないのに生じます。
うつ病の人の脳では、脳内物質であるセロトニンが減少しているといういわるゆるセロトニン仮説がありますが、このセロトニンは日光を浴びることで合成が盛んになります。
ですので、日光を浴びることだけでもセロトニンの増加により、うつ病の治療となります。
それ以外には食事に気をつかうことも大事です。
特に肉類や魚、乳製品、大豆製品などにはセロトニンの原料となるトリプトファンが多く含まれています。
日光を浴びるということは、規則正しい生活にも繋がっていきますので、この時期気分が沈むことが多いという方は、積極的に太陽光を浴びてはいかがでしょうか。