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対応疾患

うつ病

 

うつ病は、脳のエネルギーが欠乏している状態であり、それによって気分の落ち込みや不安、様々な意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理症状や、また倦怠感などのいろいろな身体症状を伴うことの少なくない疾患です。

脳がエネルギーの欠乏に陥り、脳というシステム全体にトラブルが生じている状態とも言えます。

治療としては、休息をとるといった環境調整に加え、脳内のセロトニンという伝達物質を増やす働きのある薬物療法を施行することがあります。

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適応障害

 

適応障害とは、職場や学校などの環境にうまく適応することができず、そのストレスから様々な心身の症状が現れ、社会生活に支障をきたす心の疾患のことです。

原因としては特に人間関係の悩みが多くなっています。

症状からうつ病と間違われることもありますが、ストレスから離れることで症状が軽減することが特徴です。

薬物治療よりも、休職や配置転換などの環境調整の方がより効果的な傾向があります。

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不眠症

 

健康のために睡眠はたいへん重要です。睡眠は、心身の疲労回復をもたらすとともに、記憶を定着させる、免疫機能を強化するといった役割ももっています。健やかな睡眠を保つことは、活力ある日常生活につながります。

夜の睡眠が障害されると、眠気やだるさ、集中力低下など日中にも症状が出現します。睡眠の問題と日中の問題は、表と裏の関係にあるといってもいいでしょう。

このような、睡眠の問題や日中の眠気の問題が1カ月以上続くときは、何らかの睡眠障害にかかっている可能性が考えられます。

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ADHD(注意欠陥/多動障害)

 

ADHDとは発達障害のひとつです。

現在広く用いられている診断基準では、12歳以前から症状がみられているものとされています。

主な症状としては、

ケアレスミスや忘れ物が多い、先延ばしグセ、時間管理ができないなどの「不注意」、

じっとできない、喋りすぎてしまう、すぐに怒ってしまう、衝動買いをしてしまうなどの「多動性・衝動性」

があります。

薬物治療にて症状の改善が期待できます。

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双極性障害(躁うつ病)

 

双極性障害では、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態をくりかえします。

躁状態になると、眠らなくても活発に活動する、次々にアイデアが浮かぶ、自分が偉大な人間だと感じられる、大きな買い物やギャンブルなどで散財するといった傾向がみられます。

躁状態ではとても気分がよいので、本人には病気の自覚がありません。そのため、うつ状態では病院に行くのですが、躁状態のときには治療を受けないことがよくあります。

治療方法もうつ病とは大きく異なりますので、きちんと診断を受けることが大事になってきます。

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パニック障害

 

突然に過呼吸や、動悸、めまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。

このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。

パニック障害では薬による治療とあわせて、少しずつ苦手なことに慣れていく心理療法が行われます。

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社交不安障害

 

対人や社交の場面(人前で話す、会議など)で「恥ずかしい思いをするんじゃないか」と考えるあまり、強い恐怖や不安を感じてしまう病気です。脳の扁桃体という部分が関与していることが知られています。

 

多くの場合、「赤面する」「手足や声の震え」「動悸・発汗」などの身体症状が出てしまうため、それらを周りに知られることを過剰に意識してしまい、その結果、余計に症状が悪化するという悪循環におちいります。

 

治療としては、うつ病によく使用されるSSRIという薬剤を用いることが多いですが、たとえば、月に数回、人前で発表するときだけに症状が出るというような場合であれば、その時のみ抗不安薬を服用することで十分に対応できることもあります。

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月経前症候群

 

月経の始まる10日~数日前から、気分が落ち込む、イライラ、不安、ナイーブさ、過眠、過食などの精神症状や、頭痛、腰痛、むくみ、便秘、吐き気などの身体症状に悩まされる病態です。生理が始まるとともに症状は減衰または消失するものとされます。

 

大半の人の症状は軽く、日常生活に大きな支障はありませんが、症状の重い方では、仕事や人間関係に悪影響を及ぼしてしまうようになります。女性ホルモンが月経周期で増減していることから生じるとされます。

 

対策としては、まず自らの月経周期と気分の状態を把握することが大事です。手帳や携帯サイトなどで管理しましょう。「生理前だからイライラ、落ち込んでいるんだ」と知ることが大事です。

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過敏性腸症候群

 

腹痛や下痢、便秘などを頻繁に繰り返す病気です。基本的に胃や腸の機能的な異常といわれています。電車やバスなどの公共交通機関における通学、通勤時や、学校での授業中、会社の会議中などストレスがかかる状況やその前におこることが多くみられます。

消化器内科などで他の器質的な疾患がないことを確認していただくことが前提となります。

心療内科でこの病気を診ることが多いのは、過敏性腸症候群がストレスや心理的な原因と密接な関係があることがよくあるからです。

統合失調症

 

私たちは喜びや怒り、悲しみ、楽しみといったさまざまな感情をもっています。また、「人間は考える葦である」という言葉があるように、私たちは常に思考しています。こうした感情や思考は、脳内の精神機能のネットワークを使って行われています。

ところが、何らかの原因でさまざまな情報や刺激に過敏になりすぎてしまうと、脳が対応できなくなり、精神機能のネットワークがうまく働かなくなることがあります。その為、感情や思考をまとめてあげることができなくなります。この状態が統合失調症です。統合失調症とは、このように脳内の統合する(まとめる)機能が失調している状態をいいます。

 

精神機能のネットワークは脳内のさまざまな場所で行われています。その不調の場所によって、実在しない人の声が聞こえるなどの現実にないものをあると感じる幻覚が現れたり、周りで自分の悪口を言われていると思いこむ被害妄想が出たりなど、さまざまな症状が出現します。

認知症

 

認知症は、単なるものわすれとは異なり、何らかの原因により脳の働きに障害がおこり、記憶や判断力低下等、日常生活に支障をきたす「脳の病気」です。

 

アルツハイマー型認知症が代表的ですが、それ以外にも多くの種類の認知症があります。

 

認知症により出現する症状も治療も異なってきます。

 

特に問題となるのが幻覚や妄想、怒りっぽさ、徘徊などのいわゆるBPSD(認知症の行動心理症状)です。社会資源を上手に活用するなど周囲のサポートも必要不可欠になってきます。

院内風景

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