夏の疲れと無気力は「心のサイン」かも?
夏バテ・だるさ・やる気のなさ…それ、自律神経の乱れかもしれません
猛暑が続く夏の時期、「なんとなく体がだるい」「やる気が出ない」「眠れない」「気分が沈む」といった不調を感じる方が多くなります。
こうした症状は単なる夏バテではなく、自律神経失調症やうつ病の初期症状である場合も少なくありません。
特に、京都市中心部のような都市部では、室内外の気温差・冷房の強さ・日照時間の減少など、心と体に負担がかかりやすい環境が揃っています。
【症状チェック】こんなときはご注意を
以下のような症状が2週間以上続いていませんか?
- 朝起きるのがつらい、疲れが取れない
- 眠りが浅い、寝つけない
- 食欲がない、胃が重い
- 無気力、イライラ、不安感
- 以前楽しめていたことが楽しめない
これらは自律神経の乱れや、軽度のうつ状態のサインかもしれません。
【専門医が解説】夏に起こりやすいメンタル不調の原因とは
◆ 自律神経のバランスが乱れやすい季節
夏は「交感神経(活動モード)」が過剰になりやすく、リラックスを司る副交感神経がうまく働かなくなります。これにより、心身が常に緊張した状態となり、疲労や気分の落ち込みにつながります。
◆ 京都市のような都市環境が影響することも
都市部では、建物の反射熱や冷房による温度差、仕事や人間関係のストレスなどが複雑に絡み、メンタル不調を悪化させる要因になります。
【セルフケア】ご自宅でできる5つの対策
心と体のバランスを保つために、以下の習慣を意識してみてください。
- 室温は25〜28℃を目安に設定し、冷やしすぎに注意
- 早寝・早起きを意識し、睡眠時間を一定に保つ
- 朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる
- 温かい食事を1日1回は摂り、冷たいものばかりを避ける
- 一人で抱え込まず、家族や医療機関に相談する
【当院のご案内】夏のメンタル不調はお気軽にご相談ください
みずもとメンタルクリニックでは、
夏に悪化しやすい自律神経の不調や、気分障害(うつ状態・不安障害)に対し、個々の症状に合わせた丁寧な診察と治療を行っています。
「眠れない、気分が晴れない」「無気力が続いて仕事や家事が手につかない」「病院に行くほどではないと思っているが、つらさがある」
そんな方も、お気軽にご相談ください。